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サリエリ未発表作品4巻分を発見|ドイツ音楽学者が発掘した知られざる楽譜の全貌とは

2026年06月08日 公開 古典派
Photo by Belov Sergey on Unsplash

サリエリの未知の作品集、ドイツの音楽学者が4巻分を発見

映画「アマデウス」でモーツァルトの宿敵として描かれたことで知られるアントニオ・サリエリ。しかし実際の彼は、18世紀後半から19世紀初頭のウィーンで最も尊敬された作曲家の一人でした。このたび、ドイツの音楽学者がサリエリの未知の作品を収めた4巻もの楽譜を発見したというニュースが、クラシック音楽界で大きな話題となっています。

サリエリは1750年にイタリアで生まれ、ウィーン宮廷楽長として約36年間にわたり活躍しました。ベートーヴェン、シューベルト、リストなど、後世に名を残す作曲家たちの師としても知られています。オペラを中心に40作以上を残し、当時はモーツァルトをしのぐ人気を誇っていました。

今回の発見の詳細について、現時点で公開されている情報は限られていますが、4巻という規模から考えると、相当数の楽曲が含まれているとみられます。サリエリの作品は宗教曲、オペラ、器楽曲など多岐にわたるため、今回発見された作品集にも様々なジャンルの楽曲が含まれている可能性があります。

音楽学者による古い楽譜の発見は、図書館や修道院のアーカイブ、個人コレクションの調査などを通じて行われることが一般的です。長年整理されずに眠っていた資料の中から、歴史的価値のある楽譜が見つかるケースは珍しくありません。今回の発見も、そうした地道な研究活動の成果と思われます。

サリエリは長らく「モーツァルトを毒殺した」という根拠のない噂に苦しめられてきました。この伝説は19世紀のプーシキンの戯曲に端を発し、映画「アマデウス」によって世界中に広まりました。しかし近年の研究では、二人は互いの才能を認め合う関係にあったことが明らかになっています。

今回の発見は、サリエリの音楽家としての真の姿を再評価する契機となるかもしれません。新たに発見された作品が演奏・録音されれば、彼の作曲技法や音楽的個性についての理解が深まることが期待されます。

クラシック音楽の世界では、バッハやヴィヴァルディなど、死後に多くの作品が再発見された作曲家は少なくありません。サリエリもまた、埋もれた傑作を持つ作曲家の一人として、今後さらなる注目を集めることになりそうです。

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出典:Slipped Disc / The Violin Channel / OperaWire / WQXR などの海外主要メディア

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