パリのサル・コルトー(Salle Cortot)が2026-27シーズンのプログラムを発表しました。注目すべきは、ブレンダ・プパール(Brenda Poupard)、マリー=クロード・シャピュイ(Marie-Claude Chappuis)、レジナルド・モブレー(Reginald Mobley)という3人の歌手が主要公演に名を連ねている点です。1929年に開場したこの歴史的ホールは、約350席という親密な空間で室内楽や歌曲の演奏会を開催し続けており、新シーズンでも声楽作品を軸にした意欲的なラインナップを組んでいます。
ブレンダ・プパールはフランスを拠点に活動するソプラノで、バロックから近現代まで幅広いレパートリーを持ちます。マリー=クロード・シャピュイはスイス出身のメゾソプラノとして、ドイツ・リートやフランス歌曲の解釈に定評があります。レジナルド・モブレーはアメリカ出身のカウンターテナーで、バッハやヘンデルなどバロック作品での繊細な表現が高く評価されています。三者三様の声質と音楽性を持つ歌手たちが一つのシーズンに集結することで、多彩な声楽プログラムが実現します。
サル・コルトーはエコール・ノルマル音楽院に併設された演奏会場で、木材を多用した温かみのある音響が特徴です。大規模なオペラハウスやコンサートホールとは異なり、歌手の息遣いや言葉の陰影まで聴き取れる環境は、リサイタル形式の公演に理想的な条件を備えています。2026-27シーズンの詳細な日程と演目は、サル・コルトーの公式サイトで順次公開される予定です。
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出典:海外主要メディアを参照し編集部にて再構成





