シカゴ・シティ・オペラ、モーツァルト初期作品2本立て上演へ

広告

シカゴ・シティ・オペラ(Chicago City Opera)が、モーツァルトの初期オペラ2作品を組み合わせた公演を発表しました。上演されるのは「劇場支配人」と「バスティアンとバスティエンヌ」で、いずれもモーツァルトが若き日に作曲した小品です。

「劇場支配人」(Der Schauspieldirektor)は1786年、モーツァルトが30歳のときにウィーンで初演された1幕のジングシュピールです。オペラ座の支配人が歌手たちの自尊心や対立に振り回される様子を描いた喜劇で、上演時間は約30分と短いながらも、華やかなアリアと軽妙な台詞劇が交錯します。一方の「バスティアンとバスティエンヌ」(Bastien und Bastienne)は、モーツァルトがわずか12歳で書いた牧歌的な恋愛劇です。羊飼いの若い恋人たちが魔法使いの助けを借りて仲直りするという素朴な物語で、フランスの哲学者ルソーの「村の占い師」のパロディとして生まれました。

この2作品は上演機会が限られており、特にアメリカの地方都市で聴ける機会は貴重です。シカゴ・シティ・オペラは地域密着型のカンパニーとして、親しみやすい演目の普及に力を入れてきました。今回の二本立て公演は、モーツァルトの天才性が開花する前後の作風を比較できる構成となっており、初期作品ならではの新鮮な旋律美を堪能できます。

公演日程や会場などの詳細は、シカゴ・シティ・オペラの公式サイトで順次発表される予定です。

関連動画
出典:海外主要メディアを参照し編集部にて再構成

Related Articles