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ウィーン市は、作曲家フランツ・シューベルト(Franz Schubert)が1797年に誕生した家屋の改修工事を実施すると発表しました。シューベルト生家(Schubert Geburtshaus)として親しまれてきたこの建物は、現在は博物館として公開されており、世界中の音楽愛好家が訪れる場所となっています。
シューベルト生家はウィーン9区のヌスドルファー通り54番地に位置し、18世紀末の集合住宅の一角にあります。シューベルトはこの家で生まれ、幼少期を過ごしました。31年という短い生涯で600曲以上の歌曲、交響曲、室内楽曲を残した彼の創作の原点ともいえる場所です。博物館にはシューベルトが使用した眼鏡や自筆譜の複製、当時の生活を伝える資料が展示されています。
今回の改修は建物の老朽化に対応するもので、歴史的な外観を保存しながら、展示設備や来館者向けの施設を現代の基準に合わせて更新します。ウィーン市は文化遺産の保護に力を入れており、モーツァルトやベートーヴェンゆかりの建物についても同様の保存事業を進めてきました。シューベルトは生前、華やかな名声を得ることはありませんでしたが、死後にその作品が再評価され、ロマン派音楽の先駆者として位置づけられるようになりました。生家はその足跡をたどる貴重な場所として、音楽史における重要性を増しています。
改修工事の期間や再開時期についての詳細は、ウィーン・ミュージアムの公式サイトで順次発表される予定です。
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出典:Slipped Disc / The Violin Channel / OperaWire / WQXR などの海外主要メディア