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テアトロ・ヌオーヴォ、ピリオド奏法で挑むドン・ジョヴァンニ

2026年07月20日 公開 古典派
Photo by Karen Chew on Unsplash

テアトロ・ヌオーヴォ(Teatro Nuovo)が2026年シーズンの演目として、モーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」を上演します。ニューヨークを拠点とするこの団体は、18世紀から19世紀初頭のオペラを当時の演奏慣行に基づいて蘇らせることを使命としており、今回の公演でもピリオド楽器による演奏と歴史的な歌唱様式の再現が予定されています。

テアトロ・ヌオーヴォは2018年に設立され、ベルカント・オペラの復興を掲げて活動を続けてきました。ロッシーニやドニゼッティの作品を中心にレパートリーを築いてきた同団体が、モーツァルトのオペラ・ブッファに本格的に取り組むのは今回が初めてです。「ドン・ジョヴァンニ」は1787年にプラハで初演されて以来、数多くの名演が生まれてきましたが、現代のオペラハウスでは大編成のオーケストラと現代的な歌唱技法による上演が主流となっています。テアトロ・ヌオーヴォは、モーツァルト時代の小規模な編成と装飾音を即興的に加える歌唱法を採用し、作品本来の姿に迫ります。

公演の見どころは、レチタティーヴォ・セッコの扱いにあります。通常はチェンバロのみで伴奏される朗唱部分を、当時の慣習に従ってチェロを加えた編成で演奏し、ドラマの緊張感を高める試みが行われます。また、歌手陣には若手を中心としたキャストが起用され、装飾やカデンツァを各自の解釈で即興的に歌い上げることが求められます。こうした歴史的アプローチは、聴き慣れた名作に新鮮な響きをもたらすことでしょう。公演の詳細は、テアトロ・ヌオーヴォの公式サイトで順次発表されます。

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出典:Slipped Disc / The Violin Channel / OperaWire / WQXR などの海外主要メディア

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