92歳の指揮者ヘルベルト・ブロムシュテット(Herbert Blomstedt)が、かつて音楽監督を務めたサンフランシスコ交響楽団(San Francisco Symphony)の指揮台に戻ります。2025年9月、同楽団の新シーズン開幕公演に客演することが発表されました。
ブロムシュテットは1985年から1995年までの10年間、サンフランシスコ交響楽団の音楽監督を務めました。スウェーデン出身の彼は、ドレスデン・シュターツカペレ(Sächsische Staatskapelle Dresden)やライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(Gewandhausorchester Leipzig)など、ドイツの名門オーケストラとの深い関係でも知られています。北欧作品からドイツ・オーストリアの古典派・ロマン派レパートリーまで、緻密な解釈と透明感のある響きを追求する姿勢は、長年にわたり世界中の聴衆を魅了してきました。90歳を超えてなお現役を続ける指揮者は極めて稀であり、その活動自体が音楽界における特別な存在となっています。
今回の公演では、ベートーヴェン(Ludwig van Beethoven)の交響曲第7番が予定されています。ブロムシュテットはベートーヴェン演奏において高い評価を受けており、近年もウィーン・フィルハーモニー管弦楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団への客演で同作曲家の交響曲を取り上げてきました。30年前に音楽監督を退任したオーケストラとの再会は、楽団員にとっても特別な機会となります。
公演は2025年9月18日から20日にかけて、サンフランシスコのデイヴィス・シンフォニーホール(Davies Symphony Hall)で行われます。チケットや詳細は楽団の公式サイトで確認できます。





