ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズ(London Mozart Players)が、共同首席チェロ奏者の新任人事を発表しました。就任するのはジョセフ・スプーナー(Joseph Spooner)とフィリップ・ハイアム(Philip Mayall Mayall Higham)の2名で、室内オーケストラの伝統を受け継ぐ重要なポジションを担うことになります。
1949年に設立されたロンドン・モーツァルト・プレイヤーズは、イギリスで最も長い歴史を持つ室内オーケストラのひとつです。モーツァルトやハイドンを中心とした古典派作品の演奏で定評があり、親密な響きと精緻なアンサンブルを特徴としてきました。室内オーケストラにおいてチェロ・セクションは、低音の支えと内声の充実という二重の役割を果たすため、首席奏者の存在感は楽団全体のサウンドに直結します。共同首席という形式は、近年ヨーロッパの室内オーケストラで採用が増えており、奏者同士の対話を生かした柔軟な音楽づくりが可能になります。
ジョセフ・スプーナーは、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の副首席チェロ奏者としての経験を持ち、ソリストや室内楽奏者としても幅広く活動してきました。フィリップ・ハイアムは、バロックから現代音楽まで多様なレパートリーを手がけ、ピリオド楽器による演奏にも精通しています。異なる強みを持つ2人の組み合わせは、楽団のレパートリー拡大に寄与するものと考えられます。
ロンドン・モーツァルト・プレイヤーズは2024-25シーズンにおいて、モーツァルトの交響曲全曲演奏プロジェクトを継続中です。新たな首席奏者を迎えた楽団の演奏は、今後のコンサートやレコーディングを通じて聴くことができます。公演スケジュールは楽団の公式サイトで確認できます。
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出典:海外主要メディアを参照し編集部にて再構成





